スキンケアを見直すとき、まず美容液やクリームを探していませんか。私たちが最初に確認したいのは、「今、何で顔を洗っていますか?」ということです。
メイクをしていない日と、日焼け止めを塗った日、崩れにくいファンデーションまで使った日。落とすものが違えば、適した洗い方も変わります。
大切なのは、その日に肌にのせたものを、過不足なく落とすことです。
落とすものから、洗浄料を選ぶ
メイクをしていない日は、主に余分な皮脂や汗、ほこりなどが洗浄の対象です。最初からメイク落ちの高いクレンジングを使う必要があるとは限りません。
日焼け止めやメイクを使った日は、それぞれの製品に書かれた落とし方を確認しましょう。特に、日焼け止めの上にファンデーションなどを重ねた場合は、重ねた製品の落とし方も考える必要があります。
落ちにくいマスカラやリップは、その部分に適したリムーバーを使う方法もあります。落ちないからと、顔全体を何度も洗ったり、強くこすったりすることは避けたいところです。
「オイルだから強い」「ミルクだからやさしい」とは限らない
クレンジングにはオイル、バーム、ミルク、ジェルなど、さまざまなタイプがあります。ただし、その名前だけで洗浄力や肌への刺激が決まるわけではありません。
大切なのは、油性成分や界面活性剤などをどう組み合わせた処方なのか。そして、実際に使ったときにメイクが落ち、肌に無理なく使えているかです。
今の製品で問題なく落とせていて、肌の調子もよいなら、流行に合わせて変える必要はありません。
洗い方まで含めて、自分に合うものを
製品が指定する量と使い方を守り、力を入れてこすらず、ぬるま湯で丁寧にすすぐ。洗ったあとはタオルでやさしく水分を押さえ、必要な保湿を行いましょう。穏やかな洗浄と摩擦を避けることは、米国皮膚科学会も勧めています。
美容液を追加する前に、まずは日焼け止め、メイク、洗浄料を並べてみてください。自分に合ったスキンケアは、「何を塗るか」と「どう落とすか」を一緒に考えるところから始まります。